イベント情報

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【募集中】第51回アカデミックカフェ「地震対策への自信とは?」(全3回)

※全3回ですが、ご希望の回のみのご参加も可能です。

①「地震に対する安心・安全な居住空間の実現」
「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」(気象庁命名の地震名称);”震災名”(政府命名)「阪神・淡路大震災」の傷跡が、めざましい復興とともに、風化し始めています。熊本地震(2016年4月)鳥取県中部地震(同年10月)、島根県西部地震(2018年4月)など、西日本を中心に、大きな地震が連続して発生しています。最近では、大阪府北部地震(6月18日8時頃)が発生し、南海トラフの前兆の可能性が指摘されています。安価で高性能な制震デバイスを核とする制震技術の普及は、地震災害に強い構造物により、人々に安心・安全な居住空間を提供する都市再生技術の一環であり、緊急性が高く、極めて社会的な意義を有しています。本講演では、地震に対する具体的な対策の一例として、安心・安全な居住空間を実現するナノ結晶材料を用いた制震デバイスの製品化技術の開発を判り易く説明します。
講演後は、地震に対する自信を持って安心して帰宅してください。

②「新素材!制震デバイスの救世主になり得るか?」
四国から東海にかけての沖合にある「南海トラフ」で、今世紀前半(2040年前後)に、M8クラスの南海・東海地震の起こる事が、政府調査委員会や地震関連研究者の間でほぼ確実視されています。制震デバイスは、地震エネルギーを吸収する事で、構造物の耐震安全性を向上させます。そのエネルギー吸収部分に、世界初のナノ結晶室温高速超塑性材料を適用した事で、①エネルギー吸収能に優れ、②大変形を受けた後も性能が劣化せず、③受けたダメージを自己回復して半永久的に使用可能というメンテナンスフリー機能など、従来製品では望み得ない性能を達成しました。ここでは、この制震デバイスの事業化の鍵を握るコストダウン技術として、ナノ結晶材料のエネルギー吸収体を高効率に加工するための超塑性ニアネットシェイプ成形技術とその成形シミュレーション技術を紹介し、安価で高性能な制震デバイスを広く社会に普及させる技術開発を紹介します。

③「分かり易い制震メカニズム」
地震エネルギーを吸収して構造物の耐震安全性を向上させる制震デバイスが開発されていますが、そのエネルギー吸収部分に、世界初のナノ結晶室温高速超塑性材料を適用しています。地震のような自然災害に対する社会的要請に応え得る産業(ものづくり)技術は、従来と比して、より多様化・総合的になっています。それ故、マルチスケール組織制御に基づく材料工学の新規な設計思想「マルチスケールによるマテリアル設計・最適化研究」が必要です。例として、制震デバイス素材の合金設計は基礎「物理」、素材創製は「材料」工学ですが、それを社会実装するには、建築・機械工学の「ものづくり知識・技術」が必要です。特に、今後の材料創製には、化学や物理の基礎理論は不可欠です。新たな視点として、原子・電子のアトムスコピックレベルから構造物のマクロレベルまでのマルチスケール感が求められています。幸いにして、中間(メゾ)に位置する材料の重要性はますます高まり、材料が多様化社会における主役になる事は間違いないでしょう。

■■■日時■■■
①平成31年1月25日(金)
②平成31年2月8日(金)
③平成31年3月8日(金)
※いずれも18:30-20:30(18:00-受付)

■■■カタリスト■■■
東 健司(ひがし けんじ)
大阪府立大学工学研究科 教授
大阪府立大学工業高等専門学校 校長
【研究分野】
材料工学
【研究テーマ】
マテリアル設計最適化研究

■■■定員■■■
30名(先着順。定員になり次第〆切。)

■■■参加費■■■
無料

■■■持ち物■■■
テーマに沿った本
「耐震技術」「制震デバイス」「ナノ結晶材料」「超塑性」「ギネスブック」など
※テーマに沿った本以外でもオススメの本があればお持ちください。
※本を用いた自己紹介の時間があります。
※皆様に寄贈していただいた本を集めてライブラリー内にコーナーを作りますが、寄贈は任意です。

■■■開催場所■■■
大阪府立大学 I-site なんば 3階 まちライブラリー@大阪府立大学
大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル ■■■申込方法■■■
①Facebookでの参加表明、もしくは②Email
②Email;acafe51@ao.osakafu-u.ac.jp(半角英数・第51回申込専用アドレス)
【件名】第51回 地震対策
【本文】①参加される方全員の氏名(フリガナ)②携帯番号 ③参加希望日 ④この講座を知ったきっかけ を明記してください 。

■■■主催・問合せ先■■■
大阪府立大学 地域連携研究機構 地域連携室 まちライブラリー係
opu-lib@ao.osakafu-u.ac.jp
(申込先アドレスとは異なりますのでご注意ください)
※お申込の際の個人情報は、申込後の事務連絡、統計資料等の作成及び本学公開講座等のご案内に使用いたします。利用目的以外の使用については、一切いたしません。